室内犬は、人間との生活の中で、いろいろな問題を抱えています。
所かまわず用便をするの。
人がいなくなると、行くまで吠え続ける。
呼んでも来ない。
ミニシュナは、人なつっこいのですが、自我が強く、わがままなところもあります。
また、警戒心が強く臆病なところを持っています。
飼う側のわがままなのでしょうか、しっかりとした、しつけが必要になってきます。
【注意】私が経験した事を、書いていきますが、全ての犬に当てはまるものではありません。
環境や犬の性格も考慮してください。
最初に教えること。
最初に教えなくてはならないことが、多くあると思いますが、焦らず、丁寧におしえていきます。
教えたからといって、出来るものではありません。
遊びや、習慣として覚えさせると、とても有効です。
ハウス・トレーニング
基本的には、クレートが外犬で言う犬小屋で、日中は、サークルの中で過ごすのが一般的です。
最初のうちは、なかなかクレートの中には入ってくれませんので、おやつで釣って促し、
できた時点で、褒めてまたトライする形で練習すれば、直ぐに入れるようになります。
私のうちでは、クレートは移動などの時だけにしていて、普段はサークルを使用しています。
サークルに入るのも、最初は言うことを聴きませんでした。
しかし、あるきっかけの合図を使っていると、直ぐに入るようになりました。
例えば、「ハウス!」という掛け声などです。
そして、出来たときは、褒めて、おやつをあげると良いでしょう。
犬も人を見るようで、同じことをしても言うことを、聞かない人もいます。
人を見て、馬鹿にしているのか、「犬の順位より低い奴の命令は聞かないぜ。」
とばかりに、無視を決め込んでいるみたいです。
しっかりと手なずけて、犬より順位を上にしておきましょう。
そうすれば、バッチリ言うことを聞くはずです。
おやつを利用するのは構いませんが、やり過ぎには十分注意しましょう。
(体重が増えすぎて、健康を害することがあります。)
トイレ・トレーニング
最も重要なトレーニングです。
メス犬とオス犬では、違いもありますが、基本は同じだと思います。
犬が排泄を催したと思ったら、直ぐにサークルに入れると、サークル内をくるくる回り、
場所探しをしてから、排泄を始めます。
その際、「ワン・ツー、ワン・ツー」などと声をかけると、排泄を促進します。
排泄を終えたら、褒めてあげましょう。
「わんこ」は、喜びを覚えて、ちゃんとおっしこシートの上で排泄するようになります。
うちの「わんこ」もちゃんとしようと頑張っているのですが、メス犬は良いのですが、
オス犬はどうしてもシートから外れてしまうことが多く、苦労しています。
まだ、1歳未満なので足上げ排尿はしないのですが、難しいですね。
根気よく、指導していくつもりです。
しかし、NHKのEテレで放送していた「ドッグシグナル」のように、
叱ったりすると、犬が委縮してしまい、排尿が出来なくなってしまい、
病気になることもあるので、要注意です。
もしも、間違ったところに排泄してしまった時は、怒らず始末して、
犬の嫌がる匂いのするスプレーなどを散布しておきましょう。
匂いが残っていると、排泄場所だと勘違いして、同じ場所に排泄をすることがあります。
家の「キャンディー」は、トイレシートの汚れているのが嫌なようで、
排泄をすると、吠えて知らせることを覚えました。
排泄後に褒めていると、だんだん賢くなっていくようです。
社会性を学ばせる。
元々、犬と言う動物は、社会性が強く、もともと団体で生活をしていました。
家族や親戚など犬同士で、ボスを頂点に置いた勢力関係で作られていました。
自分の順位は重要で、上からの命令には逆らわず聞くという社会です。
どうしても人の言うことを聞かない犬は、「俺は、この群れのリーダーだ!」と
思っているのかもしれません。
色々なことを経験させて、家族の一番下にいることを自ら悟るようにしつけます。
これは、遊びから教えます。
良いことをしたらおやつがもらえるし、褒めてもらえる。
しつけには褒めることが一番重要で、褒めてもらえることで、この人について行こうとなります。
犬の社会性はこれだけではなく、他の犬と接した時や、お散歩中に出くわす車やバイクの音、
家族以外の人とのふれあいなども重要となります。
初めてのお散歩のときは、注意して犬の行動を見てあげてください。
太らない程度におやつを利用して、呼べば来るようにして下さい。
「クッキー」ちゃん貧乏性なのか、落ちている石ころを食べようとして、
しょうがありませんでいた。
拾い食いの癖は危険ですので、早く辞めさせるようにしつけることが重要です。
間違って殺鼠剤などを口にしたらアウトですからね。
吠え癖
犬は言葉を話すことはできません。
しかし、声を出すことはできます。
特に、ミニチュア・シュナウザーは、人なつっこい性格で遊びが大好きです。
遊び足りなかったり、寂しくなると吠える傾向にあります。
少しうるさいかも知れませんが、遊びたかったり、寂しくて吠えていると分かったら、
少し、放っておきましょう。
吠えても無駄だと分かれば、吠えなくなります。
必要があって吠える場合があります。
この時は、直ぐに犬のところへ行ってあげましょう。
必要な時以外は吠えなくなります。
そうすると、良い子に育ちます。
ま~、餌の時は必要ないのに食器の音に気付いて吠えますけれど。(笑)
終わりに
ミニシュナは、人なつっこい性格ですが、個性も強く、わがままなところもあります。
ペットとしてではなく、家族として受け入れた我が家では、毎日が驚きと発見の連続です。
今日は、ここまで、バイバイ!