アマチュア無線 お勧め無線機!

アマチュア無線

「せっかくアマチュア無線をやるなら、多くのバンドに出てみたい。」
「やはり、オールモード無線機が欲しい。」
「どうしても予算が足りないから、オールバンド・オールモードは無理かも。」
これが本音ですよね。
そこは、なんとか財務大臣(奥様)を説得して購入したいと思っていませんか。

私がアマチュア無線を始めた昭和末期頃は、バブルの絶頂で、無線機も高根の花でした。
ところが、これだけの物価の上昇と、技術の進歩で、無線機の値段は、下降傾向にあるのです。
当時、3~40万円のものが、10万程度で購入できるのですから。

私は、30年ぐらい前にバリバリにアマチュア無線をやっていたのですが、
コールサインを流してしまい、コールサインが変わってしまいました。
その後、20年くらい間をあけて、再開局しました。
その時に、最初のコールサインは取れず、2回目のコールサインでの再開局です。

お勧めのアマチュア無線機は2機種となります。
この2機種の特徴と、使い心地を主に説明します。
(個人的な意見で、忖度等は一切ありません。)

アイコムなら「IC-705」、八重洲無線なら「FT-991A」です。

新品で入手できるオールバンド・オールモード無線機って?

今、入手できる販売中のアマチュア無線機でオールバンド・オールモード無線機は、
2機種だけ(?)です。(IC-7100は入れていません。)

どんな機種があるのか?

アイコムの無線機1機種と、八重洲無線の無線機1機種になります。

それは、IC-705とFT-991Aになります。(IC-7100という無線機もありますが、製造中止になったとか、ならなかったとか、言われていますが、今回は含めていません。)

しかし、無線機のコンセプト(用途)とパワー(最高出力)の面で違いがあります。

それでは、それぞれの無線機について紹介します。

IC-705

IC-705は、移動運用を考えた、バッテリー付きの無線機で、バッテリー使用時は最高出力5W(ワット)機で、外部から電源が供給されたときは、10W(ワット)機として機能します。

本体にはATU(オート・アンテナ・チューナー)がありません。

オプションで専用ATUが販売されていて、接続されるアンテナもワイヤー・アンテナや、

カーボン釣り竿アンテナなどを想定しており、屋外運用がしやすい設計になっています。

アンテナ・メーカーも移動用を考え、HF/VHF/UHF対応の短縮アンテナを販売しています。

私が購入した時は、発売日から数カ月経っていましたが、人気が衰えず、コロナ渦でもあり、

製品の在庫もなく、3カ月待ちでした。

早く使いたくて総務省に変更申請を出したのですが、技適番号が変更になり、

変更申請をやり直す羽目になってしまいました。

使用感は、コンパクトで非常に良くできた無線機だと思います。

ただ、アイコムさんの無線機は、やはりSメーターが軽いような気がします。

中央のタッチパネルは、非常に優秀です。

欠点ですが、長時間送信をしていると、かなり熱を持ちます。

ファンや放熱版などが無いことから、PC用のファンを搭載する改造をしている方もいます。

固定機としても使用可能です。

アンテナ端子がBMC端子ですので、固定機として使用するには、
変換コネクターが必要になるかも知れません。

私は、CQオーム製の基台を付け、ダイアモンド社のデュープレクサーで、
HF(短波)+(50MHz)と144MHz+430MHzに分岐して
アンテナにつないでいます。

FT-991AS

FT-991ASは、HF10W、V/UHF20W機なので、IC-705と同じ線上で考えることは、

間違いかも知れませんが、HF/VHF/UHFオールモード無線機としては、同じです。

FT-991Aシリーズには、10、50、100W(ワット)機がありますが、筐体(きょうたい)、

価格は、すべて同じです。

形的には、持ち運び用の取ってはあるものの、どうも見ても固定機としての風格があります。

モービル機(車両移動局無線機)として使われている方もいますが、

ちょと重たいかなと言う感じです。

デザインが私の好みですし、ATUも内蔵しています。

趣味のものですから、カッコから入る人には、お勧めです。

機能も充実していて、使いやすい八重洲の看板無線機です。

開発が古いせいもあり、使いにくい点もあります。

まず、モニターのタッチパネルが下半分のみです。

操作の感じが、八重洲無線独特のバンクから探してきて使うみたいな方式です。

しかし、使っているうちに慣れます。

私的には、最高にカッコイイ無線機だと思います。

どちらを選ぶ?

私は、用途が違うので、両方とも購入しました。

私が思うには、まず4級取ったらIC-705。

後悔はしないと思います。

そして、3級を取得したなら、奮発してFT-991AM(50W機)。

どちらも値段は、13万円位(IC-705にはATUを含む値段)の無線機です。

今、オール・モード、オール・バンド無線機は、この2台で決まりです。

だったのですが、2024ハムフェアーにおいて展示された、

八重洲無線から新たな機種が出そうです

FT-991AMが故障⁉

色々なうわさで、FT-991Aは故障が多いと聞いていました。

終段のトランジスタが弱く、焼けたり切れたりするとのことでした。

私が使用している無線機は、3級なのでFT-991AM(50W機)を使用しています。

故障なんて、まさか、私には関係ないとたかをくくっていました。

しっかり、V/Uの終段がとびました。

144MHzと430MHzでパワーがほとんどでなくなりました。

しかたなく八重洲サポートセンターに連絡をし、

修理票をダウンロードし、記入してメールを送り、修理番号を取得して、

無線機を箱に入れ一緒に修理票も入れ、宅配業者から発送しました。

購入から1年未満だったので、保証期間内で修理が完了しました。

今回の故障で、だいたい壊れる箇所を把握したので、大事に使っていきたいと思います。

新機種情報!

八重洲無線から新たな無線機

「FTX-1F」

まだまだ情報不足ですが、2025年3月ころから販売の予定みたいです。

機種名もまだ仮名なので変更になる可能性もありますが、

IC-705をターゲットにしている様です。

後発ですので、スペックは上げてくると思います。

まとめ

この時点で、IC-705は108,000円で専用アンテナ・チュナー20,000円くらいです。

FT-991Aも120,000円くらいで入手できる見たいです。

ちょっと値は張りますが、けして後悔はしないと思います。

私的には、両方購入しましたが、良い買い物をしたと思ています。

未発売の最新機種ですが、良いものなら購入したいと思います。

その時にレビューも書きたいと思います。

昨今、アマチュア無線が衰退気味なので、Z世代と言われている方から老人まで、

みんなでアマチュア無線を盛り上げていきましょう!

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