初心者でも釣れる、コマセマダイ釣法!詳細にポイント解説。

魚釣り
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

コマセ釣りはやったことはあるけれど、マダイが釣れない。
お金と時間を掛けているのだから、必ずマダイの顔が見たい。
はっきり言って、釣りがうまくなりたい。

などと思っている方に、コマセ釣りは、魚に出会うチャンスが多い釣りです。
いかにチャンスを掴むは、釣り人のうで次第ですが、
マダイを年間100匹以上釣っていたことのある、私が実践していることを、
やってみてください。
必ず釣果が上がります。
私の知る限りのノウハウを読者には伝授します。

これであなたも、「えびす顔」で帰宅できること間違いなし。

必釣、コマセマダイ釣法で初心者でも釣る方法

この釣りは、オキアミが普及してから始まった釣りです。

以前は、海底から棚どりをしていましたが、近年は魚探の反応を見ながら、

船長が棚支持を出す釣りに変わってきました。

過去の私の戦歴

私が、船釣りを始めたころ、スポーツ新聞の釣果コラムを見ていて、

マダイ船と言う文字を見つけました。

やはり、魚の王様と言えばマダイです。

何とか釣ってみたいという衝動が湧いてきて、遊漁船に乗ることにしました。

教えてくれる人もいないのに、釣り雑誌で得た知識のみで、一人で毎週休日に

同じ遊漁船に乗船しました。

ところが、何回乗船してもマダイの顔が見られません。

半年くらいたったころ、船長が見かねて、

「竿が違うんだよ。」

ヒントを教えてくれました。

また、違う日に

「仕掛け見せてみろ、こんな仕掛けで釣れるわけない。」

などと、いろいろなアドバイスをいただきました。

マダイ釣りを始めて、1年ぐらいたった時に、初めて自力でマダイをゲットしました。

ここが転換期です。

毎回、竿頭(その船の中で1番目的の魚を釣った人)もしくは、

2番手くらいの釣果にありつけるようになりました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

運にも左右されやすいコマセ釣り

東京湾や相模湾では、早いもの順で釣り座が決まっていきます。

釣り座も重要!

ほとんど、早く来た人が、自分の釣りやすい場所を取ることができるようになっています。

中には、前日から場所取りをしている方などもいるくらいです。

それくらい、釣り座と潮の流れが重要になってきます。

船の後部のトモの中でも大トモと呼ばれる一番後ろが最上級とされています。

あとは、船頭の船の流し方で、潮下になる場所を選べるかどうかで、釣果が決まります。

午前と午後では、潮の流れが逆になったり、風の吹き方ひとつで釣果が変わります。

難しいのは、二枚潮と呼ばれる状況になった時です。

いい釣果を出すには、「潮時」と「月齢」を大切にしてください。

釣り方

皆さん、1度はマダイ釣りをしたことがあると思うので、道具仕立ては省略します。

魚との接点は、ハリになります。

私がいつも使っているのは、「キンリュウ」のマダイ針で、7号を使っています。

最近はやりが、二段テーパーラインといいうものみたいですが、

私的に、途中につなぎ目のある仕掛けは、強度的に弱くなるような気がして、

使っていません。

ハリスは年間3号でやっています。

乗っ込み時期は4号以上を使う方が多いようですが、

3号でも無理をしなければ、ゲットできるし、食いもいいのです。

ヒットしなければ、絶対に釣れませんからね。

コマセカゴにコマセを8割くらい入れます。

なぜ8割にするのかは、コマセの出ぐわいが良いからです。

続いて、餌の付け方です。

餌は、1匹掛けと、2匹掛けがありますが、自然界でオキアミが2匹くついて泳いでいることは、

ほとんどあり得ません。

ですから、1匹掛けを推奨します。

天秤から、ハリ迄の仕掛けの長さですが、その船宿の船長の指示に従った長さにしてください。

クッションゴムの長さは、2ミリ、1メートルが標準ですが、

船にもよるので、船長に聞いてください。

投入は、ビシから絡まないように投入し、ハリの手前で持ち、静かに投入します。

乱暴に投入すると、ハリにつけた餌が取れてしまい悲惨な結果になります。

着底、もしくは船長の指示棚より3メートル下の地点で、糸の出を止めます。

2~3秒待ってから、竿を大きくあおりながら、指示棚であたりを待つか、海底からの場合は、

コマセを出しながら、海底からハリス分プラス1メートルで待ちます。

3~4分待って当たりが無ければ、仕掛けを回収し、餌のチェックとコマセを入れなおします。

これの繰り返しです。

小技ですが、「誘い上げ」と「落とし込み」と言うマダイの食い気を刺激する動きがあります。

船長によって、やって良い所と、やらないでくれと言う所もあるので、

気を付けてください。

当たりがあったら、ゆっくり竿をあおり、道糸がたるまないようにやり取りを始めます。

ランディングはタモでとりましょう。

終わりに

海の生き物であるマダイは、自然の環境に左右されることも多くあります。
出来れば、大潮や中潮の時に、俗に言われる、
「上げ三分、引き七分。」という言葉を覚えておいてください。

マダイ釣りには時合というものがあって、魚が気に入った時間帯に
入れ食いのように釣れます。
これを消して逃さなければ、十分な釣果を上げることができます。

マダイ釣りにおいて、今まで思うような釣果を上げることができなかった人も、
良い釣果に恵まれるようにお祈りしています。                                

タイトルとURLをコピーしました