アマチュア無線という趣味をご存知ですか?

アマチュア無線

 昭和の終わりから平成にかけての、皆さんがバブル前後で明かるい時代に流行った趣味です。

 今では、知らない人も多く、完全に忘れ去られようとしていますが、こんな良い趣味を

無くしてしまうなんて、絶対に許せないと思います。

 以前は、「趣味の王様」とまで言われたものでした。

 ところが今はどうでしょう、年寄りの爺だけの趣味になりつつあります。

 現在のZ世代と言われる人たちに聞くと、存在すら知らず、大変危機的な状況にあります。

 毎年、1万人の規模で減少しており、このままでは、絶滅してしまうのも時間の問題となります。

 資格保持者の総数は、約35万人。

 このまま減り続けると、35年でゼロになってしまいます。

そんなことが起こらないように今からでも、盛り上げていきましょう。

はっきり言って、どんな「趣味」

 簡単に言えば、無線遊びです。

 「CQ CQ  CQ こちらは、JA1・・・(コールサイン)

               どなたか聴いていましたら 交信してください。」

と言う一般呼出をして、相手を探してお話をするというのが基本です。

 無線といえば、電波を利用します。

 電波は、人類が発見した限りある資源です。

 いくらでも使えるというものではありません。

日本には電波法と言う法律があって、使える周波数が規定されています。

 その電波を使用するには、無線技士と言う資格が必要になります。

 資格を取得するには国家試験を受験するか、

同等の資格を取得するかして、運用のための免許状の

交付を受けて、初めて電波を出すことができます。

 アマチュア無線は趣味ですから、無線交信だけではありません。

 交信証明書となるQSLカードを交換したり、コレクションする方もいます。

 他に、コンテストなども多く開催されており、参加して

順位を競ったりするゲームや、アワードと言う、達成賞を申請して

賞状を受ける事もできます。

 また、アマチュア無線技士なので、電波法の範囲内であれば

無線機を自作したり、アンテナや周辺機器を自作するのも可能です。

 後は、趣味ですから、自己満足の世界ですね。

バンドやモード

 はっきり言って、バンドやモードなどと言われても、興味のない方は、

「それってなんだよ。」となりますね。

 バンドとは、アマチュア無線では、周波数帯を表します。

 周波数帯によって電波は、性質が変わります。

 周波数が低ければ音に近くなり、高くなればなるほど光に近くなります。

 モードと言うのは、難しく言うと「電波形式」、分かりやすいのは、

ラジオのAM、FMなどと言う呼び方のことです。(ここでは、詳しく説明しませんが、

AMは振幅変調、FMは周波数変調です。)

この他にも、SSB、FT8、CW(モールス信号)やTV(テレビジョン)など多くがあります。

試験は国家資格です。

 アマチュア無線の資格を取るには、国家試験を受けるか、養成講習会で

国家試験同等の試験に合格するか同等以上の資格が必要になりますと

冒頭で書きましたが、年齢制限はありませんし、中学生レベルでもOKです。

 内容は決して難しくはないのですが、馬鹿にしていると落ちます。

 ちなみに、私は小学校から中学校へ上がるときに取得しました。

 当時は、電話級アマチュア無線技士と言う名称でしたが、今の4級です。

 60歳を過ぎてから、2級を取りましたけれど、若いころと違って

覚えられないし、頭は回らないし、文系だったことから、苦労しました。

やはり、勉強は頭の柔らかいうちにしておくことをお勧めします。

携帯電話との違い。

 世の中では、

「携帯電話があるから無線なんかいらない。」

という声が聞かれますが、

アマチュア無線は、根本的に違います。 

携帯電話

特定の相手方が電波が届く範囲で電源が入っていれば、

必ず通話ができ、他人に内容を聴かれることもない。(通信の秘密)

アマチュア無線

不特定の相手方との交信が可能で、必ず繋がるとは限らない。

公開の電波を使用しているので、誰にでも傍受が可能である。

だから、携帯電話とは根本的に違います。

こんな趣味があるなんて

ブームのころに生きていたならご存知かもしれませんが、

ま~、ほとんどの人は興味が無ければ、知ることは、ほぼ不可能に近いと思います。

今や、老人達が楽しむ昔の趣味、のようになってしまいました。

若者に参加してほしいのですが、きびしいようです。

これも時代の流れでしょうか・・・。(瞑想にふける。)

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